清浄度

 

検査方法

清浄度

1:装置
装置は、次による。
a) 振とう機 振とう幅40mm、振とう数毎分150回±10回に調整可能なもの。
b) 透視度計 JIS K0102の9.(透視度)に規定するもので、500mm又は1000mmまで測定できるもの。
c) ガラスろ過器JIS R3503に規定するガラスろ過器のろ過板の細孔記号1のもの。
d) 共栓付三角フラスコ500mLのもの。
2:試験の操作
清浄度の試験操作は、次による。
清浄度1000mm以下を測定する場合
1) 箇条6の試料から3.0g±0.1gの試験試料の8個分を採取し、それぞれを共栓付三角フラスコに入れる。この共栓付三角フラスコにそれぞれ水300mLを加えて試験試料が十分湿潤するまでかくはんした後、振とう機を用いて45分間振とうする。
2) 振とう後、懸濁液をガラスろ過器でろ過し、共栓付三角フラスコ4個分を1組として透視度計(1000mm)に満たす。
3) 照度600lx∼1000lxの環境下で透視度計の上部から底部を透視しながら、懸濁液を排出する。標識板の二重十字が認識できたとき、懸濁液の排出を止め、そのときの懸濁液の高さを透視度計の目盛(mm)によって測定する。
4) 清浄度は透視度計の読み(mm)とし、2組の平均値を整数位に丸めて表す。

なお、2組の透視度計の読みのうちいずれか一つが透視度計の目盛の上限を超えた場合は、2組の平均値ではなく、低い方の値を試験結果とする。

一覧へ戻る